今回からのテーマは「がんと検査」という内容でさまざまながんに対する検査等に
ついて説明していきたいと思います。初回の今回はそもそも「がんってて何」とい
う話しから、がんの種類や検査について簡潔に説明していきたいと思います。

■「がん」とは?
1. がんについて
前置きとしてがんを説明する上では、腫瘍・良性・悪性を知っているとわかりやす
いと思います。まず、腫瘍とは、腫瘤や腫脹といった意味もありますが、ここでは
細胞分裂が可能な組織(例として胃壁や肝細胞など)の異常増殖で、別名として新
生物とも呼ばれています。また、良性と悪性については、良性とは予後の良いもの
、悪性とは予後の不良のものといわれています。そこで、がんについてですが、簡
潔にいうとがん≒悪性腫瘍(予後の悪い細胞の異常増殖)となる訳です。
しかし、良性腫瘍だからといって安心できるかというとそうではなく、生命維持に
重要な場所(例えば、心臓や脳など)にできてしまうと予後不良となり、検査結果
としては良性ですが、患者さんにとっては悪性ということになります。

2.がんの種類
上皮性と非上皮性に分類されます。詳細を説明するとわかりにくくなるため、簡潔
にいいますと、上皮性とは外界と接している部分で胃壁や皮膚などが当てはまりま
す。非上皮性とは、外界と接していない部分で血液や骨、筋肉などになります。
そこで、がんの種類ですが、上皮性のものをがんと呼び、非上皮性のものは肉腫と
呼ばれます。また、肉腫はあまり聞きなれないワードだと思いますが、骨のがんは
骨肉腫、筋肉のがんは筋肉腫という病名で使われます。

3.がんに対する臨床検査
血液検査としては主に腫瘍マーカーとホルモンを調べます。生理機能検査では、主
に対象となる病変部位の超音波検査を行います。また、とても重要な検査として病
理検査があり、組織診(検体は主に臓器や組織など)と細胞診(検体は主に尿や胸
水、病変部を綿棒などで拭ったものなど)という検査を行います。どちらも最終的
にはプレパラートに塗布され、特殊な液体で染められた後、それを病理医が顕微鏡
で観察し診断が下されます。また、病理検査での結果は確定診断(患者さんと病気
を決めること)となるため、患者さんの一生を決めてしまう検査ともいえます。

4.まとめ
がんと検査シリーズの導入編として、がんとがんに対しての検査などを少しだけ説
明しました。最近では、テレビ番組やニュースなどでよく知られるようになったが
んですが、日々その検査も進歩し、現代ではさまざまながんに対しての検査試薬等
も増えてきました。次回からは各がんと検査について説明していこうと思いますの
で、このシリーズもぜひご一読頂けたらと思います。

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臨床検査技師
朝野

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