皆さんこんにちは。前回は介護保険制度の「認定区分」や「区分支給限度基準額」にかかわ
る内容についてご説明しました。今回は介護保険制度の具体的なサービス内容に関して触
れていきたいと思います。実際に介護保険制度で利用ができるサービス内容について、私は
大きく分けて7類型に分けられると考えています。その7類型は下記の通りです。

【介護保険制度で利用ができるサービス(7類型)】
・「自宅に来て支援をしてくれるサービス」
・「自宅からサービスを提供できる所に通うサービス」
・「自宅から泊まりに行って受けるサービス」
・「自宅で過ごしながら、泊まり・通い・訪問サービスを組み合わせるサービス」
・「生活をするための道具や環境を整備するサービス」
・「自宅以外の住まいとして入居して利用するサービス(施設サービス)」
・「福祉や介護の相談支援サービス」

まずは「自宅に来て支援をしてくれるサービス」についてご紹介いたします。このサービスは
自宅での生活を支える基本となるサービスで、利用頻度や時間も調整することができます。
要支援の区分の方と、要介護の区分の方で、利用できる頻度や料金に違いがあります。

【自宅に来て支援をしてくれる代表的なサービス(5種類)】
・訪問介護(ホームヘルプ) 
・訪問看護 
・訪問リハビリ 
・訪問入浴 
・定期巡回随時対応型訪問介護看護

以下にそれぞれの内容をご説明したいと思います。
【訪問介護(ホームヘルプ)】
・訪問介護員が自宅に訪問し、身体介護(食事・排泄・入浴など)や生活援助(掃除・洗濯・買
い物・調理など)を行います。
・家政婦さんのような仕事ではありませんので、支援を受ける本人以外への支援(本人以外
の家族の食事を作るなど)や、ペットの世話、大掃除、庭の草むしりなどは、現在介護保険内
のサービスとしては位置づけられておりません。
・要介護1の方が1回20分未満の身体介護の支援を受けた場合、自己負担額は165円になり
ます。(負担割合が1割負担の方の場合です。住所地により費用に変化があります)

【訪問看護】
・サービスを利用する方の心身機能の維持や回復などを目的として、看護師などが自宅を訪
問して、主治医の指示に基づいて療養上のケアや診療の補助を行います。
・サービスの具体的な内容としては、病状観察(バイタルサインの確認)、医療機器(カテーテ
ルなど)の管理や指導、褥瘡の処置、リハビリテーション、ターミナルケアの対応、療養上の
指導とケア、家族への指導助言、介護相談など。
・利用については医師の判断が必要です。また、状態によっては介護保険のサービスではな
く、医療保険のサービスとして対象になる場合もあります。
・1回20分未満の訪問看護サービスを受けた場合、自己負担額は310円になります。(負担割
合が1割負担の方の場合です。住所地により費用に変化があります)

次回も引き続き、自宅に来て支援をしてくれる代表的なサービスについてそれぞれの内容を
ご説明したいと思います。

社会福祉士
佐々木

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