ついに、母にも、抗がん剤の定番の副作用が出始めました。
抗がん剤の副作用としてもっとも知られているのが「毛髪がどんどん抜けていき、やがてハゲになる」というものなのではないでしょうか。

抗がん剤の影響で、毛根の細胞がやられてしまい、髪の毛を支えられなくなるといいます。

髪は、もともとかなり繊細な組織で、ストレスで円形脱毛症になったり、ショックなことがあると一気に白髪になったり、そういった現象が如実に表れますが、ホルモンバランスの崩れや、免疫異常などが毛根の組織を破壊するからだそうです。

抗がん剤はそういった組織にも影響するので、髪の毛がどんどん抜け落ちていくのです。
抗がん剤の副作用の出方には個人差がありますが、脱毛は、ほぼ全ての人が経験する副作用だそうです。

母も、抗がん剤の治療を始めて2,3ヵ月経ったころから目だって髪が抜け始めました。
もちろんその前からじわじわと始まってはいたようですが、気付かない程度で、帽子も不要でした。

がんだと聞いてお隣さんが持ってきてくれた帽子もしばらくは出る幕無しだったのですが、いよいよ帽子が必要になってきました。

母曰く「髪を洗うとゴッソリ抜けるの。あと、朝起きると枕に髪の毛がいっぱいついててね、なんか掃除するの面倒だからナイトキャップでもしようかしら」との事で、ひょうひょうとしているような雰囲気で話していましたが、本人はきっと精神的にかなり辛かったのではないかと思っています。

やはり女性ですから、髪の毛が抜けていくのはショックなことです。
実は私も円形脱毛症になったことがあるのですが、目立つ場所だったという事もあり、大変なショックを受けました。しかもなかなか生えてこず、家族も心配させてしまったという苦い思い出です。

その後無事生えましたが、伸びて目立たなくなるまで丸1年かかったため、長い間嫌な思いをしました。

がんの患者会
母と家族のガンとの闘病記

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