皆さんこんにちは。前回は「通所介護(デイサービス)」と「通所リハビリテーション(デイケア)」
という「自宅からサービスを提供できる所に通うサービス」についてご説明いたしました。今回
は「自宅から泊まりに行って受けるサービス」についてご紹介いたします。

【自宅から泊まりに行って受ける代表的なサービス(2種類)】
・短期入所生活介護 ・短期入所療養介護
以下にそれぞれの内容をご説明したいと思います。

【短期入所生活介護】
・短期的に施設へ入所し、その施設内で食事、排泄、入浴などの日常生活の介護や機能訓
練などを受けるサービスです。自宅までの送迎もサービスに含まれます。
・自宅介護をしている家族が何らかの理由で介護が難しくなった時、例えば主介護者の病気
や冠婚葬祭や、主介護者のレスパイト(身体的・精神的負担の軽減)にも利用することが可能
です。
・短期間利用することを目的にしているため、連続して30日を超えて利用ができません。
・要介護1の人が1泊の短期入所生活介護サービスを利用した場合、自己負担額は599円に
なります。(負担割合が1割負担の人の場合です。併設型・多床室の利用の場合で計算して
います。住所地により費用に変化があります)
・介護保険の自己負担のほかに、利用した分の滞在費や食費や娯楽費などの自己負担もあ
ります。

【短期入所療養介護】
・医学的な管理が必要な人を対象に短期的に施設へ入所し、その施設内で食事、排泄、入浴
などの日常生活の介護や看護、機能訓練などを受けるサービスです。自宅までの送迎もサ
ービスに含まれます。
・基本的な内容は短期入所生活介護サービスと同様です。
・主介護者のレスパイト(身体的・精神的負担の軽減)にも利用することが可能です。
・要介護1の人が1泊の短期入所療養介護サービスを利用した場合、自己負担額は750円に
なります。(負担割合が1割負担の人の場合です。介護老人保健施設での介護短期入所療養
介護費(従来型)の利用の場合で計算しています。住所地により費用に変化があります)
・介護保険の自己負担のほかに、利用した分の滞在費や食費や娯楽費などの自己負担もあ
ります。

これらは一般的に「ショートステイ」と呼ばれており、サービスを利用するご本人の状態に合わ
せて、短期入所生活介護が適切か、短期入所療養介護が適切かケアマネージャーと相談し
ていくようになります。また、一般的に長期の連休(大型連休や年末年始など)の期間は利用
希望者が多く集まることが想定され、利用者は希望する日程を確保するのが難しくなっている
のが現状です。その場合は一つの場所だけに留まらず、複数の事業所にまたがり希望する
ショートステイ期間を確保する場合もあります。

次回からは「自宅で過ごしながら、泊まり・通い・訪問サービスを組み合わせるサービス」につ
いて内容をご説明したいと思います。

社会福祉士
佐々木

この執筆者の記事一覧

がんと療養

がんと付き合いながら働くこと

暮らしとお金

医療者コラム

PAGE TOP