芸能界でも多くのニュースが流れていますが、最近記憶に新しい話題として、小林麻央さ
んや北斗晃さんがり患した「乳がん」ではないでしょうか。乳がんは、女性の30歳~64歳
までの死亡原因トップです。現在もご活躍されている北斗さんは、がん検診での早期発見
を心から訴えています。今回は乳がんの検査について学んでいきましょう。
  
■症状
症状としては、1.乳房のしこり 2.乳房のえくぼなど皮膚の変化 3.乳房周辺のリンパ節の
腫れなどがあります。
乳がんの発生には女性ホルモンのエストロゲンが深く関わっていることが知られています
。すなわち体内のエストロゲン濃度が高いこと、また経口避妊薬の使用や閉経後の女性ホ
ルモン補充療法など、体外から女性ホルモンを追加することによりリスクが高くなる可能
性があるとされています。

■検査
検査としては、

1. 問診・視触診
しこりがあるかどうかを確認します。職域検診など多くの検診で実施されていますが、早
期発見するのは難しく、ある程度の大きさがないと判別することができません。

2. マンモグラフィー検査
広範囲に読影可能で、微細な石灰化の段階の腫瘍を発見することができます。若い人は乳
腺が多く、乳腺とがんの区別がしにくいため、若い女性には向きません。また、検査は人
によって痛みがあること、実際は被ばく量は少ないのですが、被ばくするという問題もあ
ります。

3. 超音波検査
手で触れただけでは判別しづらいしこりを発見することができます。痛みはありませんが
、診断医師の技術が必要で微細石灰化は発見しにくいのが欠点です。

臨床検査技師/緊急検査士
石﨑 沙織
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