主治医の先生からきちんと説明を受けて、乳房をどうするかという選択肢も案内してもらい、手術のために入院する日がやってきました。
盲腸で緊急入院、即手術した時は、瀕死状態だった母なので、この時の入院の様子はとても穏やかで、母自身も元気そのものだったため、あまり「これから乳がんの手術をするんだ」という実感が伴いませんでした。

私は会社があったので、家を出るタイミングで、ちょくちょく病院に顔を出すという旨を伝えて普通に出社しました。

お昼休みごろ、父から連絡があり「お母さんは無事手続きを済ませました」との事で、安心しました。

手術当日も、私がついていても意味はないので、普通に出勤し、仕事をしていました。
この日も、父が「麻酔かけました」「手術スタートです」「手術終わって今出てきました」と逐一報告してくれたので、様子が分かり安心できました。

手術時間は5時間弱ぐらいだったそうです。
予定では4,5時間との事だったので、おおよそ予定通りだったという事ですね。

手術が終わってからも、まだまだ麻酔が効いているので、母は眠っていました。
この日の夜に病院へ一応顔を出しましたが、まだ若干朦朧としているようで、あの、盲腸で入院した母を思い出させました。

それでも、盲腸で入院した時の母とは比べ物にならないくらい、肌の色や表情は良く、どちらが大きな手術だったのやら、と不思議な気持ちになりました。
まだ沢山話したり、立ち上がって歩いたりはできない状態だったので、私と父は帰宅しました。

少し遅れて仕事を終えて帰ってきた妹に、無事手術が成功したことを伝え、3人で晩御飯を食べて「良かったね」という話をしました。
これから1週間から10日ほど入院して、体調を整えていくのですが、主に父が付き添うことになっていました。

ただ、私も妹も、なるべく会社帰りに寄って顔を見せるようにというお達しがあり、私もとりあえずマトモに話せる状態になった母とお喋りのひとつもしたかったので、翌日の会社帰りに病院に立ち寄るよ、と父に伝えました。

なんにせよ、母の手術が無事終わってよかったです。
経過は気にしないといけませんが、あともうひとふん張りというところまで、母もよくがんばりました。

がんの患者会
母と家族のガンとの闘病記

この執筆者の記事一覧

医療者コラム

PAGE TOP