栄養素を効率よく摂取できるコツを知っていれば、食べられない時に、効率よく栄養が摂れます。今回はそんなレシピにしました。不足しがちなタンパク質が補えて、旬の野菜も一緒に摂取できる『冷製パンプキンスープ』です。

『冷製パンプキンスープ』

食材【4人】
カボチャ・・・1/4カット
玉ねぎ・・・半分
水・・・200ml
牛乳・・・150ml
生クリーム・・・50ml
塩・・・適量
ブラックペッパー・・・適量
オリーブオイル・・・小さじ1/2

作り方

カボチャを耐熱皿に入れラップを掛け600Wで4分間温めます。その間に、玉ねぎをざく切りにしておきます。

粗熱をとりカボチャをカットします。皮が付いても問題ありませんが、今回は食べやすさを重視してむきました。

鍋にカボチャ、玉ねぎ、水を入れて煮ていきます。柔らかくなったら、一旦火を止めて、ハンドブレンダーで細かくします。再度、火をつけ牛乳と生クリームを加えて、塩とブラックペーパーで味を整えます。粗熱を取った後、冷蔵庫で2時間ほど冷やします。

器に盛りつけ、オリーブオイルを掛けます。お好みで、ブラックペーパーを掛けてもおいしいです。

今回の料理は温かくても、冷製でもどちらでもおいしく召し上がれます。
作り方①のところで、温めてから切ると簡単に切れます。

カボチャはβ―カロテンを豊富に含み、これは体内でビタミンAに変わります。粘膜や皮膚の保護、抗酸化作用や免疫を強化する働きがあるといわれています。その他に、ニンジン、ほうれん草やピーマンなども同様にβ―カロテンを多く含む食材です。調理法によって吸収率が大きく変わり、油脂と一緒に摂取すると吸収があがります。ちなみに、水溶性ビタミンは水に溶ける性質があるため、茹でたり、水に漬けこんだりするとビタミンが流れてしまい失われてしまうので、蒸すまたは電子レンジを活用すると良いと思います。牛乳は良質なたんぱく質、脂質、カルシウムやビタミンB2が豊富に含まれているため、不足しがちなエネルギーの補給を補ってくれます。

たくさん食べられない時は、温かいものよりも冷たいものの方が食べやすく、また、味付けも単調にならない様に、食材の味をいかし香味野菜を有効利用するとよいです。今回はカボチャの甘みが強く、玉ねぎの風味もあるため、特に調味料を多く使う必要がなく、野菜本来の味が味わえます。

■管理栄養士からのワンポイントアドバイス!!
たくさん食べられない時は、無理に食べようとするとかえってストレスになり、余計食べたくなくなります。おすすめは少し小さめの器を使って、全部完食できたという成功体験をさせることです。精神的負担を減らします。食べられるようになったら量を調節して、少しずつ増やすようにするとよいでしょう。

管理栄養士
小笠原

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