皆さんは何気なく毎日の食事を摂っていますか?
それとも、食材、食べる順番、時間などを決めながら摂っていますか?

ものを食べるということは、人間にとっては「いのちをつなぐ」大切な行為です。
といっても、当たり前すぎて普段はあまり栄養面を意識していない人もいるかもしれません。でも、もし食材の選び方一つでアンチエイジングできるとしたら、あなたはどうしますか?今回はアンチエイジングを期待できる食材について紹介します。

■病気になるスイッチをオンする食材がある!?
私たち日本人は、世界的に見渡しても、ほんの数十年の間に食事内容が大きく変化した国民です。農林水産省によれば、昭和37年には1人あたり116kg消費されていたのが、平成25年には約半分の57kgまで落ちこんでいます。これは、古来から食べ続けてきたお米の摂取量が年々減少し、かわって小麦製品が主流となってきたことにもよります。

そして主食の変化とともに副菜も変化し、魚や野菜を食べるよりも、肉、乳製品、油を摂る機会が増えてきました。こうした「食の欧米化」に呼応するかのように、いろいろな病気も増加しています。例えば、和食では使われない油脂(マーガリンや植物油)のような化学的な食品は、からだの老化を加速させる食材のため、できれば量を控えたいものです。また砂糖の摂り過ぎは糖尿病になるおそれもあるので、こうした食材はからだを病気にしやすくしてしまうので気をつけていきたいものです。

近年、和食が見直されているのは、こうした病気を引き起こすおそれのある食材を多く摂るようになった日本人に警鐘が鳴らされているとともに、そろそろ食材を見直すときが来ているということでもあります。

■アンチエイジングで食べたい食材
食材を選ぶときは、糖質、脂質、たんぱく質に加えて、必ずビタミンとミネラルのバランスが整った食事がポイントです。とくに、これからアンチエイジングを意識する場合は、次の食材を取り入れてみましょう。

1.たんぱく質は「魚」を意識
たんぱく質というと、調理のバラエティも豊富な卵や、肉類、魚類、大豆製品、乳製品などいろいろありますが、その中でも魚類に含まれるDHA(ドコサヘキサエン酸)やEPA(エイコサペンタエン酸)は、不飽和脂肪酸が豊富で、中性脂肪や悪玉子レストレールを減らし、血液をサラサラにする効果があるので、ほかのたんぱく質よりも積極的に摂りたい食材です。

2.抗酸化作用の高いビタミンE
強い抗酸化作用があり、細胞の酸化を防ぎ老化を遅らせる作用があるビタミンEも、アンチエイジングには欠かせない栄養素です。また動脈硬化や心筋梗塞などの生活習慣病予防にも役立ちます。
<おすすめ食材>
アーモンド、落花生、モロヘイヤ、かぼちゃ、アカピーマン、パセリ、バジル、豆苗、明日葉、ニラ、ブロッコリー、アボカド

3.活性酸素を取り除くポリフェノール
老化を引き起こす「活性酸素」。ポリフェノールは、ほとんどの植物にある苦みや色素の成分で、活性酸素を摂り除いてくれる効果が期待できます。また和食で飲む緑茶にもポリフェノールの一つである「カテキン」が豊富なので、食後の一服は理にかなっているといえます。
<おすすめ食材>
なす、玉ねぎ、豆類、生姜、そば、玄米、ターメリック、ブルーベリー、なす、カシス、ブドウ、ゴマ、緑茶、紅茶

4.免疫力を高めるビタミンA
ビタミンAは免疫力を高めるほか、視覚、味覚、聴覚を正常に保つ作用があります。また肌のシワを予防する化粧品に配合されるレチノールもビタミンAの一種です。ビタミンAは体内に溜めておける栄養素なので、毎日必要なくても定期的に摂りましょう。
<おすすめ食材>
さつまいも、にんじん、ケール、ほうれん草、かぼちゃ、マンゴー、レバー、うなぎ

5.体内でつくれないから摂りたいビタミンC
ビタミンCは、外から摂りこむことが必要な栄養素だからこそ、意識的に摂っていきたい栄養素です。免疫細胞のはたらきを助けて免疫力を高めてくれるほか、皮ふの弾力のもととなるコラーゲンをつくるために不可欠な栄養素です。またシミやニキビなどの肌のお悩みにも役立ちます。
<おすすめ食材>
アセロラ、イチゴ、オレンジ、柿、ブロッコリー、グアバ、レモン、グレープフルーツ、キーウィトマト、キャベツ、ピーマン

■まとめ
「食べながらアンチエイジング」するということは、欧米化した食事を見直すいい機会になります。和食の回数を増やしたり新鮮なものや旬のものを選んだりして、食事を楽しみながら健康を目指していきましょう。

有名雑誌や大手メディアでコメントするライターやTV出演もある女性陣を結集した女子会
アンチエイジングを越えたハイパーエイジング女子会

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