高齢やストレス・薬物療法により唾液の分泌量が低下することにより、口が乾燥することがあります。また、口呼吸や生活習慣による影響もあり、口の中の唾液が蒸発してしまい乾きを感じることもあります。今回のレシピでは3分でできる簡単に食事の時にうまく水分補給をしましょうということで『卵と春雨のスープ』をご紹介します。

『卵と春雨のスープ』

【材料】2人
卵・・・1個
スープ春雨・・・1玉
出汁・・・300ml
塩・・・少々
片栗粉・・・小さじ1
水・・・小さじ1
ねぎ(飾り付け用)・・・少々

【作り方】


まずはスープ春雨(乾燥)を用意します。

※今回使用した春雨は、緑豆デンプンとばれいしょデンプンを配合した春雨です。
ジャガイモデンプン(ジャガイモ)を原料とした春雨は熱を加えると戻りが早い性質がある一方で、熱を長時間加えると溶けてしまう欠点があるので、スープ春雨として使用する際には、ジャガイモデンプンではなく緑豆春雨(またはジャガイモデンプン配合のもの)を使用するようにしましょう。


片栗粉とお水を混ぜ合わせておきます。卵も溶いておきます。


鍋に出汁を入れて、沸騰してきたら春雨を入れて、その後、混ぜ合わせた片栗粉も入れ、素早く卵を全体に回しいれます。すぐに形を崩さず、卵の形が形成され始めたら、軽く菜箸で二かきくらいして、火を止めます。


飾り付け用の葱を上に添えれば完成です。

良質なタンパク質の補給と水分補給にもなり、春雨はツルっとした触感なので、食事に変化をもたらしてくれます。

唾液の分泌量が低下すると、口腔内の乾燥、ネバネバ感やヒリヒリ感を伴うこともあり、また、虫歯や歯垢の増加、強い口臭、舌のひび割れなど、不快な症状を伴うことがあります。このような症状にならないためにも、こまめに水分補給をしましょう。水やお茶以外にも果物やシャーベットのほか、一口サイズの氷などがおすすめです。

また、唾液には抗菌作用があるので、口の中の雑菌の繁殖を防いでくれる働きがあり、分泌量が低下すると、口が乾き、う蝕や歯周病になりやすく、場合によっては歯を失う可能性もあります。毎食後には歯磨きやうがいをして口の中を常に清潔に保つようにしてください。

■管理栄養士からのワンポイントアドバイス!!
歯ブラシは硬いタイプのものではなく、柔らかめがおすすめです。乾燥している口腔内ではちょっとした刺激で傷つくことがあり、硬いタイプは口の中を傷つけてしまう恐れがあるからです。歯磨きの際はゆっくりと丁寧に行うようにしましょう。

管理栄養士
小笠原

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