抗がん剤の治療の副作用である脱毛は、髪だけでなく体全体の毛が抜けます。なかでもま
つ毛の脱毛は、顔の印象に影響を与えるものです。この記事では、抗がん剤治療でまつ毛
が抜けたときの見た目のケアについてお伝えします。

■抗がん剤でまつ毛が抜けたときに注意したいこと
近年はまつ毛のエクステも人気を集めているように、まつ毛は目元の美しさを引き出す役
割があります。その一方で、もともとまつ毛には、目に異物が入るのを防いだり、紫外線
から目を守ったりする役割があります。抗がん剤治療でまつ毛が抜けると、目にゴミが入
りやすくなるので、必要に応じてメガネやサングラスを使うようにしましょう。

■抗がん剤でまつ毛が抜けたときの見た目のケア
抗がん剤の副作用でまつ毛が抜けて、目元がぼやけた印象になったと悩んでいる人もいる
でしょう。まつ毛の脱毛期間中の見た目のケアには次のものがあります。

・アイラインを引く
抗がん剤でまつ毛が抜けてしまったときに、簡単に行えるケアが、アイライン描くことで
す。本来、アイラインはまつ毛のすき間を埋めることで、目を強調するものです。まつ毛
が抜けている期間に、目元にラインを引くことで、目をはっきりとした印象にすることが
できます。

・つけまつ毛を利用する
もともとメイクに慣れている人なら、つけまつ毛を利用するのもよいでしょう。つけまつ
毛は目の際から1㎜上を目安に、接着剤でつけます。つけまつ毛の種類にはいろいろあり
ますが、自分の好みに合わせてカットすることも可能です。なお、抗がん剤治療中は皮膚
が敏感になっていることもあるので、肌に合わないようであればつけまつ毛を控えるよう
にしてください。

・医薬品のまつ毛の美容液を使う
抗がん剤の治療を終えれば、まつ毛をはじめとする体毛は再び生えてきます。まつ毛の成
長が遅いと感じる場合は、医薬品のまつ毛美容液(グラッシュビスタ)を使うのもよいで
しょう。

グラッシュビスタを使用するには、医師の処方せんが必要ですが、保険適用外となるため
、全額自己負担となります。最近では、インターネットの個人販売でも購入できるケース
もありますが、使い方の注意点や副作用の可能性もあるので、医師から処方されたものを
使うことが大切です。

■まとめ
抗がん剤の副作用のまつ毛の脱毛は、目元の印象が変わるだけでなく、目にゴミが入りや
すくなります。まつ毛の見た目ケアと合わせて、メガネ等を使いながら、目のトラブルを
防いでいきましょう。

看護師・保健師
江波 明子
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