毎月決まって悩まされるPMS(月経前症候群)やPMDD(月経前不快気分障害)の症状。生理が始まるにつれ改善するとはいえ、日常生活に支障をきたすほどの症状が毎月やってくるのはとてもつらいものです。
今回の「女性の悩みに着目したフェミニンケア女子会」では、このつらい症状への具体的な対処方法をご紹介していきます。

■不調のパターンを知ることで症状を和らげる

「なんとなく体がだるい」「気持ちが落ち込む」などの身体的・精神的な症状が、毎月生理前の決まった時期にあらわれ、生理の終わりと共に症状が消えていく――「これってPMSやPMDD?」と思い当たることがある人は、まずは記録をつけることから始めてみましょう。「どんな症状が」「いつからいつまで」続いたのかを、あとで振り返った時に分かるようにすることがポイントです。

例えば、「下腹部が痛くなった時=●」「気分が沈んでやる気が起こらなかった時=▲」などのように、自分だけがわかる簡単なマークを決めて、一日の終わりに手帳やカレンダー、日記等に書き込んでみるというやり方がおすすめです。

最近では、スマートフォンのアプリでも生理周期や体調の記録をカレンダーに登録できるものが多くありますので、使いやすそうな物を活用してみることもよいでしょう。
あくまでも気楽に取り組めることが大切。長続きする方法を見つけてみましょう。

一定期間記録をつけていくことで、「睡眠不足が続いた月は特に症状が酷かった」「からだを適度に動かせていた時期はなんとなく調子も良くて下腹部の痛みが弱く感じた」など、自分の症状の特徴やパターンを大まかに把握できるようになっていきます。

このように記録を取って自分の不調パターンを知り、それに合わせて事前に仕事の量を調整したり、いつもより少しリラックスする時間を多めに取ったりするなど、からだや心へのストレス度合いをコントロールすることで症状を緩和することができる場合もあります。

■生活習慣を見直すことで改善することも

また、以下のようないわゆる「健康的な生活習慣」を心がけるだけでも症状を改善することが可能な場合もあります。

・栄養バランスの良い食事
・適度な運動
・十分な睡眠
・カフェインやアルコールは控えめに
・禁煙

仕事や人付き合いなどで忙しい日々を過ごしていると、気づけば生活リズムが乱れてしまっているなんてことがありますよね。これらのことを可能な範囲で意識してみるだけでも、前の月より痛みが少し和らいで楽になるということもあります。

不調がおとずれる時期に、「腰まわりをなるべく冷やさないようにする」「ヨガやストレッチを行って血液の巡りをよくする」といったことで症状が緩和したという声もありますので、自分で続けられそうな方法を試してみましょう。

■それでも辛い場合はどうする?
生活習慣を見直してみても改善しない場合は、やはり婦人科を受診するのが一番です。
婦人科の診療では、ホルモンの数値を調べたり、PMS以外の何か別の病気による症状ではないか、子宮や卵巣などに異常はないかといったことを調べたりしていきます。

PMSは生理が始まる前の時期のホルモン分泌のバランスの乱れも一因として考えられていることから、ホルモンの分泌バランスを整えるために「低用量経口避妊薬」を使用することもあります。またからだの痛みには鎮痛剤が処方されますが、そのほかのさまざまな症状には漢方薬を使用して対処することが多いようです。

万が一PMDDの症状が重い場合は、精神科や心療内科などの受診も必要となる場合があります。必要に応じて、気持ちを落ち着ける作用がある薬を処方されることもあります。
自分の症状がどの程度なのかを知るためには、婦人科に相談してみましょう。

■自分に合った対処法を
PMSやPMDDは原因が明確でないために、残念ながらこれさえすれば必ず治る!という方法はありません。しかし自分の症状に向き合いパターンを知ることで、効果的な対処法を見つけることは可能です。
生活習慣を見直したり医師のもとで治療を受けたりと、自分に合った対処法を見つけてください。

<参考>
公益社団法人 日本産科婦人科学会ホームページ 「月経前症候群(premenstrual syndrome : PMS)」
http://www.jsog.or.jp/modules/diseases/index.php?content_id=13
・厚生労働省研究班監修 女性の健康推進室ヘルスケアラボ 「月経前症候群(PMS)」
http://w-health.jp/monthly/pms/

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