女性ホルモンの影響を受け、多くの女性が身体的・精神的に少なからずストレスを受けやすくなる時期です。PMS(月経前症候群)やPMDD(月経前不快気分障害)ほどのつらい症状ではなくとも、ささいな不調を感じやすい時期であるために、「生理期間=ゆううつなもの」と、とらえている人も多いのではないでしょうか。

そこで、今回の「女性の悩みに着目したフェミニンケア女子会」では、この生理期間中の「からだにやさしい過ごし方」をご紹介していきます。

■ポイント➀まずは、無理をしない
生理期間中、女性の体の中では厚くなった子宮内膜がはがれ落ち、出血として排出されますが、正常月経での経血量は20~140mlと定義されています。体内からこれだけの経血が排出され、ホルモンバランスが著しく変動するため、この時期の女性のからだは、おのずと免疫力や抵抗力が低下します。いわば、からだが「いつもよりちょっと弱っている状態」と考えてもよいかもしれません。

そのため、この時期は風邪をひいてしまいやすかったり、使い慣れないスキンケア商品を使用するとお肌がヒリヒリしてしまったり、体質によっては貧血気味になってしまったりといったトラブルが起こりやすくなります。また、生理開始後特に3日目ぐらいまでは、ボーっとして集中力がいつもより低下したり、なんとなく眠くなったりして仕事が思うようにはかどらない、なんてこともありますよね。

この時期にまず心がけたいのは「生理期間中は無理がきかないもの」だと理解して、休息を十分に取ることです。特に女性は仕事に勉強、家事に子育てと、常にやるべきことで頭がいっぱいになってしまいがちですが、「生理中だから仕方がない」の精神で、数日間やり過ごせるくらいの気持ちでいると、ストレスもいくらか和らぐはずです。

■ポイント➁フェミニンゾーンを清潔に
女性特有の悩みのひとつでもあるフェミニンゾーンのニオイやかゆみ。
生理期間中はナプキンを一日中装着しているために、これらの症状により悩まされる人も少なくありません。
第一に、いつも以上にフェミニンゾーンを清潔に保つように心がけましょう。
ナプキンはこまめに交換し、フェミニンゾーン専用の洗浄剤で優しく洗うことが大切です。

かゆみが気になる場合は、ナプキンの材質がお肌に合っていないことも考えられますので、別のナプキンを使用してみたり、布ナプキンやタンポンに変えてみたりするなど、自身がより快適に過ごせる生理用品を探してみるのも一つの手でしょう。
多数の人が使用する温泉などもこの時期は控え、とりわけデリケートになっているこの時期に雑菌が入ってしまうのは防ぐようにしましょう。

■ポイント➂血行を良くする
生理期間中は体内の血液のめぐりは滞り、からだはどうしても冷えてしまいがちです。
この時期からだをなるべく温めてゆったりと過ごすことで、身体的・精神的なストレスを少しでも和らげることができます。
具体的には、カフェインやアルコール、冷たい飲み物の摂りすぎには注意し、からだを温める効果のある食材を積極的に摂取することです。
またからだを締めつける下着はなるべく控えて、ヨガやストレッチなどでからだのコリをほぐすなども効果的です。温めるといっても、カイロなどで「局所的に温める」のではなく、からだの内側からポカポカ温めるようにしていくことが大切です。

■生理はからだの「大掃除=デトックス」
ダイエット本などを見ると、よく生理前や生理中に比べ、「生理後がダイエットにもっとも効果的である」と聞いたことはありませんか?
そういえば、生理期間中はいつも心も体がパッとしないものですが、いざ終了してしまえば、からだも軽くなり、気持ちもすっきりした気分になっていますよね。このことからも、生理は「女性のからだのデトックス」ともいわれているのです。

からだの不調はいずれ終わるものです。
この時期こそネガティブに取らずに、むしろ「今、私のからだの子宮の掃除(デトックス)をしてるんだわ」と思うことで、ポジティブな気持ちで過ごせるようになるかもしれませんね。

<参考>
一般社団法人 日本女性心身医学会ホームページ『女性の病気について』
http://www.jspog.com/general/details_07.html

有名雑誌や大手メディアでコメントするライターやTV出演もある女性陣を結集した女子会
女性の悩みに着目したフェミニンケア女子会
PAGE TOP