婦人科検診を受けたことはありますか?会社の健康診断の時に受けた!という人もいらっしゃるか
もしれませんが、実は子宮頸がんの検査のみだったということもあり、それだけでは婦人科検診と
して不十分と言えます。ここでは、婦人科検診の内容やその必要性などについてお話ししたいと思
います。

■婦人科検診とは?
婦人科検診は、子宮頚がん検診を指す場合、乳がん健診とセットの場合、その他の婦人科疾患や
性感染症のチェックなど総合的に検診する場合など、病院や検診センターによって内容が変わって
きます。

婦人科疾患は子宮頚がんだけではありませんので、子宮頸がん検診だけの場合、ほかの婦人科
疾患の有無や状態を知ることはできません。個人で産婦人科などを受診し、内診やエコーなどの検
査を受けることが勧められます。

■婦人科検診の内容は?
産婦人科などで受けられる婦人科検診の内容としては、下記が挙げられます。

▪️問診
気になる症状があれば必ず伝えるようにしましょう。おりものが多い気がする、外陰部にかゆみが
あるなど、ささいな症状でも伝えることが大事です。

▪️外陰部視診・内診
外陰部や膣、卵巣や子宮の状態を視診や触診して調べる検査です。内診台という診察台に乗って
、足を開いた状態で診察を受けます。外陰部や膣の炎症、感染症、子宮筋腫や卵巣腫瘍などの診
断に必要な検査となります。

▪️外陰・腟の細菌培養
内診の際に、長い綿棒のようなもので、おりものなどを採取されますが、特に痛みなどはありませ
ん。カンジダ膣炎や性行為感染症の診断に必要な検査となります。内診でおりものが多かったり、
色や状態を診て必要な場合に検査されます。かゆみやおりものが多いなどの症状がある場合には
必ず伝えましょう。

▪️経膣超音波検査
プローブという細長い器具を膣に入れて、超音波を当てて、子宮や卵巣の状態を確認します。子宮
筋腫や子宮内膜症、卵巣のう腫などの診断に必要になります。

■何歳から受けるべき?
婦人科検診は、とくに病気の症状がなくても、20歳になったら年に1回は定期検診を受けることが勧
められます。特に性交経験がある場合、知らない間に性行為感染症に感染している場合がありま
す。ほとんど症状がないまま、がんや不妊症の原因となる怖い感染症も存在します。

■まとめ
1年に1回は、子宮ガン検診と、総合的な婦人科検診を受けるようにしましょう。そして、ささいな症
状でも、なにか異常を感じたら早めに受診することが大切です。

看護師
広田 沙織
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