前回からスタートしました「大腸がんを語る女子会」では、近年私たち女性にとって子宮がんや乳がんよりも、実は大腸がんが多いことをお伝えしてきました。
でも大腸がんと聞くと、「腸にできるがんということだけはわかっているけど、具体的にはどんな病気なのかよくわからない」という人もまだまだ多いかもしれません。
そこで今回の「大腸がんを語る女子会」では、私たち女性も知っておきたい「大腸がんの原因」についてご紹介したいと思います。

■女性のがん死亡率の第1位……それが「大腸がん」

これまで日本人にとって「がん」といえば、「胃がん」でした。
ところが、実際には胃がんは年々減る一方、毎年増えているがんがあります。
それが「大腸がん」。

女性にとっては、乳がんや子宮がんの方が芸能人のニュースなどでよく見聞きする機会も多いかもしれませんが、大腸がんは男性約11人に1人、そして女性14人に1人がかかるとされ、統計的にも「女性がかかるがんの中でもっとも死亡率の高いがん」となっています。しかも、ここ20年の間で1.5~2倍近く大腸がん患者の数が増えていることからも、ますます見過ごせない病気となっています。

■大腸がんの主な原因

食の欧米化
ここ数十年で日本人の生活習慣が大きく変わったとともに、大腸がんも増加してきていることがわかっています。
その生活習慣の変化の一つに挙げられるのが、「食事内容」です。
昔は和食中心で一汁三菜が基本だった日本人も、戦後はさまざまな食材を食べる機会が増え、パンやパスタ、肉類などを多く摂るようになりました。

肉類や脂質の摂り過ぎと野菜・果物の摂取不足は、大腸がんの要因の一つになっているともいわれているので、食事には気をつけましょう。

アルコールの摂り過ぎ
元々、アルコールの飲み過ぎはさまざまな病気の原因になることは知られていますが、大腸がんも同様です。
時々リラックスする程度にアルコールを飲む程度は問題ありませんが、アルコールの摂り過ぎもまた大腸がんにかかるリスクを高める要因になるので、量や飲む回数は適量を心がけた方が良いでしょう。

運動不足
女性は男性と比べて、基礎代謝が落ちるのが早い傾向があります。
特に運動習慣がないと基礎代謝も落ちやすくなり、ますます肥満になりやすくなります。肥満は大腸がんのリスクを高めるといわれています。
肥満予防と大腸がん予防のためにも、定期的な運動習慣を取り入れてみましょう。

■大腸がんの初期は「症状がほとんどない」
大腸がんは初期では症状がほとんどないため、自分で自覚することは難しい病気です。
そのため、たまたま定期検診で受けた大腸検査で、初期のがんやポリープが見つかる人もいるようです。
がんが進行すると、血便、腹痛やお腹の張り、吐き気などが症状として出てきます。

さらに排便が困難になったり、下痢と便秘を繰り返したり、または下痢だけになる場合もあります。
体調に異常を感じたときは、がまんせず早めに受診しましょう。
がんに限らず、どんな病気にも共通していえますが、病気を早期発見するには自分の健康への意識を持つことが大切です。

そのもっともポピュラーな方法が、「定期検診」です。
もちろん検診によってすべての病気を見つけることは難しいかもしれませんが、だからといって検診を受けなくてもいいということではなく、定期的に受けることで自分の健康状態や生活習慣の見直す良い機会にもなります。

1年に1度は大腸がん検査を受けましょう。

■まとめ
大腸がんは、①食生活、②過度な飲酒、③運動不足の3つ(生活習慣)が大きな原因となります。ただし早期発見であれば比較的治りやすく、早期の場合の5年生存率は90%を超えるともいわれています。
仕事や家庭、育児などで慢性的に疲れや不調を感じる女性も、時には自分のからだに耳を澄ませてください。小さなからだの不調を見逃さずにしていきましょう。

<参考> 
・がん治療.com
https://www.ganchiryo.com/type/index06.php

・国立がん研究センターがん情報サービス 「最新がん統計」
https://ganjoho.jp/reg_stat/statistics/stat/summary.html

有名雑誌や大手メディアでコメントするライターやTV出演もある女性陣を結集した女子会
大腸がんを語る女子会
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