味覚異常の原因はさまざまですが、中でも亜鉛の欠乏による細胞や組織の代謝の異常や味細胞が減ってしまい、味覚障害を起こすこともあります。今日のレシピ、牡蠣(かき)を使った亜鉛たっぷりレシピです。簡単にできる『牡蠣のアヒージョ』、是非一度作ってみてください。

『牡蠣のアヒージョ』

材料【2人前】

牡蠣・・・150g
ブロッコリー・・・50g
オリーブオイル・・・大さじ5
ニンニク・・・1片
塩コショウ・・・少々
ドライパセリ・・・少々

【下処理用】

〇片栗粉・・・大さじ1.5
〇塩・・・大さじ1
〇水・・・50ml
〇3%の塩水・・・500ml

【作り方】

まずは牡蠣の下処理ですが、臭みやぬめりを取るためにやっておきましょう。まずボウルの中に牡蠣、塩、片栗粉を入れて、軽く混ぜ合わせます。その後、お水を加えて優しく混ぜ合わせます。つぶさないように注意してください。最後に3%の塩水ですすぎます。


下処理した牡蠣を丁寧にキッチンペッパーで水気をふき取ります。ブロッコリーも一口サイズに切り、水気をきれいにふき取ってください。


フライパンにオリーブオイルとニンニクを入れて、ブクブクと細かい泡が立ち、ニンニクが浮いてきたら、牡蠣とブロッコリーをそっと入れます。弱火で3~4分ほど加熱していきます。
※水気をしっかり取らないと油が跳ねるので、注意してください。


塩コショウで味を整え、最後にドライパセリを少々振りかければ完成です。

※余ったオイルは牡蠣の風味が残っていますので、パスタや炒め物などに使うと、全て使い切ることができます。亜鉛はビタミンCと一緒に摂取すると吸収率が上がるので、今回はブロッコリーを加えています。亜鉛は新陳代謝やエネルギー代謝、免疫反応や体内でさまざまな働きをサポートする役割を担っているとても大切な栄養素です。

お薬の服用により、亜鉛不足を引き起こすことがあり、薬剤に亜鉛が吸着してしまうため、体内の亜鉛が不足してしまうのです。また、唾液分泌の低下も味センサーに影響を及ぼすため、口腔内は常に清潔に保つことと、こまめな水分補給もしっかりと行いましょう。
お食事の際は汁物などを一緒に摂取すると良いでしょう。

■管理栄養士からのワンポイントアドバイス!!

甘みを強く感じる場合は砂糖やみりんなどの調味料は控えて、素材の味をいかしたものや酢の物などの酸味を利用すると良いでしょう。また、亜鉛を多く含むもの食材として牡蠣の他に魚介類・牛肉・卵・チーズなど、ゴマやナッツ類なども良いと思います。

管理栄養士
小笠原

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