今までに「フェミニンケア女子会」の中でもご紹介してきました、女性特有のさまざまなつらい症状。これらの治療に、
「ピル」が使われていることはご存知でしょうか?
ピルは正しい用法を理解さえすれば、からだの不調を改善するのに一役買ってくれるメリットがあるのです。
そこで、今回の「女性の悩みに着目したフェミニンケア女子会」では、ピルについてくわしくご紹介していきます。

■そもそも「ピル」ってなに?
ピルの働きをひとことでいうと、「女性のからだに毎月訪れる排卵を抑えること」です。
ピルには女性ホルモンが含まれており、服用することで脳の視床下部に「からだが排卵後の状態である」と認識させ、排卵が起こらないようにするというしくみです。

日本を含め、現在世界では含有ホルモン量の少ない低用量ピルが主に使用されています。
日本でも解禁されてからまだ20年も経っておらず、まだ歴史が浅いものではありますが、医師の処方箋があれば使用することができます。

妊娠を希望するときは、一定期間服用をやめる必要がありますが、そうでない場合は10代から服用することが可能です。

■ピルの効果とは?
ピルにはさまざまな効果が期待できますが、第一に毎日飲み続けるだけで99%以上の確率で避妊が可能であることがあげられます。自分の意志で避妊ができる上に、ひと月あたり約2500~3000円程度と高額すぎない値段であること、また副作用が少ないというメリットもあり、継続的な服用に適しています。

➀生理周期をコントロールすることができる
生理不順で悩んでいる場合、ピルを服用することで月経リズムを整えることができます。また、海外旅行や大事なスポーツの試合といった、どうしても生理の時期をずらしたいという時、一定期間ピルを服用することで生理期間を調整することが可能です。この場合、よりホルモンの含有量が多い中容量ピルを服用することも多いようです。

➁月経痛などの症状を軽くする
ピルの服用によって女性ホルモンの量を安定させることで、PMS(月経前症候群)や月経痛の症状を和らげたり、生理時の経血量を減少させることで貧血の症状を軽くしたりすることができます。また子宮内膜症や子宮筋腫などの症状の治療にも効果があります。

➂女性特有の病気を未然に防ぐことができる
ピルは女性ホルモンを含有していることから、女性特有のさまざまな病気や症状を未然に防ぐという効果も期待できます。
例えば、卵巣がん、子宮体がん、卵巣嚢腫、乳腺症などの発症抑制効果や、ニキビや多毛症などの改善にも作用します。

■ピルの副作用とは?
ピルの副作用については、一般的にはあまり重くないものとはいわれていますが、個人差があります。特に、ピルを服用開始直後に頭痛や吐き気、不正出血などが起こることがありますが、健康状態が良好ならば飲み続けていくうちに自然と収まることが多いようです。
一方、まれに起こる重い副作用としては静脈血栓塞栓症があげられますが、早期に治療すれば重症化しないとされているので、ピルを飲み始めて激しい頭痛や腹痛、下肢の痛みの症状があらわれたときは、早めに処方医の診察を受ける必要があります。

■まとめ
低用量ピルには、月経痛などのつらい痛みを改善したり、女性特有の病気を防いだりするという大きなメリットがあることがおわかりいただけたでしょうか?
もし悩んでいる場合は、ピルを服用してみるとうそのように症状が軽くなったりすることもあるので、決して我慢せずに婦人科の医師の診察を受けてみることも検討してみてください。

<参考>
・公益社団法人日本産科婦人科学会「HUMAN+女と男のディクショナリー 女性の味方 ピル(経口避妊薬)」
http://www.jsog.or.jp/modules/humanplus/index.php?content_id=1
・unicharmソフィ 「生理のケア&アドバイス ピル=避妊だけではない!正しい服用方法とアドバイス」
https://www.sofy.jp/ja/advice/during-period/06.html

有名雑誌や大手メディアでコメントするライターやTV出演もある女性陣を結集した女子会
女性の悩みに着目したフェミニンケア女子会
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