乳がんとともに女性に多いといわれる「大腸がん」。
セルフチェックを定期的におこなうことで、しこりや異常に自分自身で気づくこともできる乳がんに比べ、実は大腸がんは自覚症状がほとんどなく、発症に気づきにくいという特徴があります。

しかし、定期的な検診などで早めに発見・治療することで、大腸がんを治すことは可能ともいわれています。そこで今回の「大腸がんを語る女子会」では、女性が知っておきたい「大腸がんの症状」についてご紹介していきます。

■大腸がんは「自覚しにくい症状」あり
皆さんもご存知の通り、大腸とはとても長い臓器です。

そのため、大腸のどの部位にがんができたかによって、症状やがんの見つけやすさも違ってきます。
さらにあまり自覚症状がない病気のため、自分で便潜血検査や大腸内視鏡検査などを受けない限り、
初期の段階で見つけることは難しいとされています。

大腸の中でも、肛門から遠い結腸の右半分にできると特に発見が難しいといわれ、いざ症状が出て気づいた時には、がんがある程度進行してしまっているということもあるのです。

■大腸がんの「代表的な症状」
大腸がんの約7割は、直腸やS状結腸(大腸の中でも肛門に近い部分)に発生します。
そして、もっとも起こりやすい症状は「排便」に関するものです。

直腸やS状結腸などの部位にがんが発生して起こる症状は、便に血が混ざる「血便」、腸から出血することにより赤っぽい便が出たり便の表面に血液が付着したりする「下血」があげられます。

これらは大腸がんの代表的な症状で自覚しやすいものであるものの、痔などの病気でも同様の症状が見られるため、患者さん本人も判断がつかず、結果的に受診が遅れて、がんが進んでしまうことがあるので注意が必要です。

大腸がんの場合は痔とは異なり、肛門の痛みはなく、血液の色も暗めの赤色や黒っぽい色などの特徴があげられますが、がんが肛門の近くに発生している場合は、痔のような赤い色をしていることもあります。便の色だけで自己判断するのは実際には困難な場合もあるので、血便や下血の症状がある場合は、早めに受診をするようにしましょう。

■大腸がんのそのほかの症状
そのほかの症状としては、がんの発生によって腸内部がせまくなることで、便が出にくく感じたり、便が残っているように感じたり、便が細くなったり、下痢と便秘を繰り返す、おなかが張っている感じがするなどの症状があります。

また、場合によっては腹痛や痛みを伴うしこりや嘔吐などの症状によって、初めてがんが発見されることもあります。さらに、ダイエットをしたかのような急激な体重減少も症状としてあげられます。

■大腸がんの症状を知ることが予防
大腸がんについての予備知識がまったくない場合、いざ血便や下血などの症状があったとしても、「あれ?もしかして痔にでもなったかな?」位にしか思わず、やり過ごしてしまうことがあるかもしれません。

ほかの病気にもいえますが、誰もが「自分が大腸がんにかかっている」とは想像しにくい
しものです。でも大腸がんの症状をあらかじめ知っておくことで、心当たりが少しでもある場合、早めに受診しようと思えるかもしれません。
病気にならないようにするためには、まず病気を知ることが大切です。

いかがでしたか?

大腸がんは自覚症状がなかなかわからず、放っておくのがもっとも怖い病気です。
40歳以上になると年に一度受けることのできる「大腸がんの定期検診」は、できるだけ受けたいものですね。

<参考>
・NPO法人キャンサーネットジャパン「もっと知ってほしい大腸がんのこと」
http://www.cancernet.jp/brc/booklet
・日本消化器病学会 「医学用語集 大腸癌」
http://www.jsge.or.jp/citizens/yohgo/index
・国立がん研究センターがん情報サービス「大腸がん(結腸がん・直腸がん)」
https://ganjoho.jp/public/cancer/colon/

有名雑誌や大手メディアでコメントするライターやTV出演もある女性陣を結集した女子会
大腸がんを語る女子会
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