味覚異常は食べても味を感じないことにより、食欲の低下につながったり、栄養不足になったりす場合があります。また、味を感じないことにより次第に味付けが濃くなっていくことで塩分や糖分の過剰摂取につながることもあるため、味覚に異常を抱えている人は普段食生活に注意が必要です。さまざまな要因で味覚異常が起きるのですが、亜鉛不足もその要因の一つです。前回のメニューで牡蠣(かき)料理を紹介させていただきましたので、今回は他の食材を使ったメニューをご紹介します。とても簡単にできますので、ぜひ試して作ってみてください。

今回のメニューは「牛肉のサッパリポン酢」です。

材料【2人前】
牛肉肩ロース・・・200g
片栗粉・・・大さじ2
油・・・大さじ1
大根・・・100g
ねぎ・・・適量
ポン酢・・・大さじ2

【作り方】


大根の皮を剥き、すり下ろします。軽く水分を切ってください。ねぎは小口切りにしておきます。


牛肉の全体に片栗粉をまんべんなくまぶします。


フライパンに油をひき、牛肉を入れて火を通していきます。
こんがりと焼き目が付けば大丈夫です。


焼いた牛肉を器に盛りつけて、上に大根おろし、ねぎを乗せます。最後にポン酢を上から掛ければ完成です。

そしゃくが困難な場合は牛肉を細かく切ってください。片栗粉をまぶして焼いているので、喉ごしがツルっとして、食べやすくしています。亜鉛が不足すると細胞の再生が滞り、皮膚や骨格の発育・維持の低下が遅れるなどの症状がでやすくなることから、体の代謝になくてはならない大切な成分です。

今回のメニューで使用した牛肉は、タンパク質、亜鉛、鉄分、ビタミンEなど豊富に含まれています。大根に含まれるビタミンCで亜鉛の吸収を良くして、ポン酢で食べやすくしています。水分が多いものと一緒に食べると食べやすいです。その他の食材として亜鉛を多く含むは牡蠣、牛肉、レバー、魚介類、乳製品海藻に多く含まれています。これらの食材を主菜としたときには、副菜に緑黄色野菜を持ってくきます。栄養は単独の摂取よりも複合的にいろいろな栄養素を一緒に摂取した方が吸収率も上がります。また旬のフルーツを少量盛りつけることで料理に彩りがでて、なおかつ季節感を感じられるので目から得られる情報を通じて食欲が向上するのでお勧めです。

■管理栄養士からのワンポイントアドバイス!!
食後は常に口を清潔に保つようにしましょう。口が不衛生だとより一層味を感じづらくなりますので注意しましょう。

管理栄養士
小笠原

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