「診察で先生に言いたかったことがうまく伝えられなかった・・・。」
このように医師にあなたの言いたかったことが伝えられず、残念な思いをしたことがありますか?
医師もできるだけ患者の話を聞き、言いたいことをくみ取ろうと努力しますが、忙しくてとにかく時
間がないのが現状。

患者としては不安が大きく、うまく言葉が出てこないこともあると思います。
医師にうまく言いたいことが伝えられるようになると、よりスムーズで適切な治療を受けられ、不安
や心のもやもやも少なくなりますよね。
今回は多忙な医師にうまく言いたいことを伝えるコツをご紹介していきます。

■伝えたいことをメモしておく
単純な方法ですが、あらかじめ医師に聞きたいことのメモを準備しておくことはとても効果的です。

メモの内容は下記の項目を参考にしてみてください。

・どんな症状が出ているか?
・いつから症状が出ているか?
・症状は時間とともに良くなったり悪くなったりするか?
・その症状はどんなときに悪くなるか?
・いま不安に思っていることはなにか?
・いま困っていることはなにか?
・先生に聞きたいことはなにか?

これらの項目をもとにメモを書いて先生に渡すと、短い時間でもしっかりと自分の症状や思いを伝
えることができますよ。

■一方通行なコミュニケーションにならないようにする
コミュニケーションとは、お互いが伝えたいことを尊重することによって成り立ちます。
一方通行なコミュニケーションになってしまうと、限られた時間でお互いが伝えたいことを伝えるこ
とができません。

たとえば、下記のような状況に心当たりはありませんか?

・あなたの言いたいことを医師の話を遮って一方的に言っている
・医師から伝えられた内容を覚えていない
・医師の話す内容が理解できていないまま話しが終わってしまう
あなたが一方的に伝えるだけももちろん良くありませんが、医師の話を一方的に聞くだけというの
も良いコミュニケーションとは言えません。
お互いの伝えたいこと、気持ちを尊重したコミュニケーションができるようにしたいですね。

■最終的な意思決定をするのは自分であると認識する
医師はあなたの病気とともに闘っていくパートナーでありますが、あくまで最終的な意思決定をす
るのはあなたです。

もちろん、医療に関する知識は医師の方が圧倒的に豊富でしょう。
しかし、あなたの価値観や大切にしているもの、あるいはやりたくないことを一番わかっているの
は誰でもないあなた自身です。

自分で最終的な意思決定をしていくという認識を持ち、それを実現するためにパートナーである医
師に協力してもらう、というスタンスを持つと伝えたいことがうまく伝えられるでしょう。
ぜひ参考にしてみてくださいね。

看護師・保健師
嶋津 佑亮
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