日本ではまだ認知度の低い「月経カップ」――皆さんは聞いたことがありますか?
実はこれ、すでに欧米では浸透している生理用品の一つなのです。
今後、日本でも浸透する可能性のあるこの商品ですが、まだあまりメディアなどで目にする機会は少ないようです。
そこで、今回の「女性の悩みに着目したフェミニンケア女子会」では、この「月経カップ」についてくわしくご紹介していきます。

■既に欧米では浸透済み
日本では、生理用品といえばまだまだ使い捨てのナプキンが主流ですよね。
テレビCMでも見かけますし、ドラッグストア等でも選ぶのに迷ってしまうほどさまざまな種類が売られています。さらに体質や好み、生活環境などに応じてタンポンや布ナプキンを選択する人もいるといったところでしょうか。

一方、欧米ではナプキンが同じように売られてはいるものの、タンポンが負けず劣らず市民権を得ているような印象があります。店頭でも多く陳列されていますし、また雑誌の広告等でも目にする機会は多いです。
そして近年さらにじわじわ広がってきているのが「月経カップ」で、使用する女性も増えてきています。

■ 月経カップの使用方法
月経カップは、天然のゴムや医療用のシリコンで作られています。
「カップ」の名の通り、柔らかいカップ状の容器を膣内に装着して使用するものです。
シリコンなどでできているため、柔らかく、片手で折りたたむことができます。
商品により細かい手順は異なりますが、大まかな使用方法は以下の通りです。

手指を清潔にする
片手でU字型に折りたたんで膣内に挿入する
カップの端についているつまみの部分(細長くなっているタイプやリング状の物など、商品により異なる)をつまみながらカップを回転させ、カップが正しく広がっているか確認する
一定時間経過したら、カップを取り出す(商品によっては最長で12時間装着したままでOKのものも)
取り出す時は清潔な手でカップの底部を触り、ゆっくりと取り出す
たまった経血をトイレなどに流し、無香料や弱酸性の石けんなどで洗う
洗ったら、また繰り返し装着する

以上のように、装着→取り出し→洗浄の3ステップで繰り返し使用できる点が、従来の使い捨てタイプの生理用品とは大きく異なる、月経カップの最大の魅力といえそうです。
また、同じように洗浄して再利用できる布ナプキンと比べても、干して乾かすという手間がない点も画期的です。

■月経カップのメリット・デメリット
「洗うだけで繰り返し使えるなんて、経済的!」ともいえる月経カップ。
そのほかにもこのようなメリットがあります。

<メリット>
・カップに経血がたまるので、自分の経血量を正確に把握することができる(特に月経に
まつわるトラブルで悩んでいる時に、自身で経血の状態を確認することができる)
・ナプキンのように頻繁に交換する必要がない
・アクティブに動いてもモレる心配がない
・不使用時はケースや巾着に入れておくだけなので、かさばらない
・ナプキンに比べ、蒸れやにおいが気にならない
・生理期間特有の、肌に直接ナプキンが触れているあの不快感がない

一方で、以下のようなデメリットもあげられます。

<デメリット>
・初回使用時や、使用間隔があいた時には煮沸洗浄する必要がある
・日本ではあまり店頭販売されておらず、通販に頼らざるをえない
・使い方に慣れるまでは装着が難しい(無理に取り出そうとしたりすると膣内を傷つけて
しまうことも)
・外出や旅行先などで、サッとと洗う場所がないことも(特にトイレ個室内に洗面台がない場合は外出先で洗うことがためらわれる)

■慣れてさえしまえばとても快適!!
いかがでしたか?
外出先で洗うことができない場合は、ウェットティッシュでふき取ったり、清潔なペットボトルの水でさっと流したりするなどでもOKなので、シチュエーションに合わせて使用すれば問題はなさそうです。
使い始めはスムーズに装着できなくても、いざ使い方に慣れてしまうと生理期間中だということをすっかり忘れてしまうほど快適に過ごすことができます。
ナプキンやタンポンに続く「第3の生理用品」として、これから日本でもますます注目されていきそうです。
興味のある方は、ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか?

有名雑誌や大手メディアでコメントするライターやTV出演もある女性陣を結集した女子会
女性の悩みに着目したフェミニンケア女子会
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