人間の体は食べたものでできています。何を食べ、何を食べないかという毎日の小さな選
択の積み重ねが、あなたを病気から遠ざけたり近づけたりするのです。もちろん、おいし
いものを食べて幸せな気持ちになることも大切ですが、根拠に裏付けされた体に良い食品
をとって健康に過ごすことも、幸せな人生を送るには欠かせません。今回は体に良いとさ
れている食品のなかでも、UCLA助教/医師の津川友介が書かれた「世界一シンプルで科学
的に証明された究極の食事」を参考に特に体に良いといわれているものを紹介しますので
、少しずつ食事に取り入れてみてください。

■オリーブオイル・ナッツは脳卒中や心筋梗塞、がんのリスクを下げる
オリーブオイルやナッツを食べると動脈硬化が起きにくくなり、脳卒中や心筋梗塞のリス
ク、がん(特に大腸がん、前立腺がん)のリスクを下げてくれることがわかっています。
脳卒中や心筋梗塞といった心臓血管系の病気は死に直結しますので積極的に摂取していき
たいですね。ナッツは一日30g(アーモンドだと25~30粒)を目安にしましょう。
■加工されていない野菜・果物は脳卒中や心筋梗塞のリスクを減らす

野菜や果物も、オリーブオイルやナッツと同じくらい健康に良いとされています。ここで
大切なのが、「加工されていない」野菜や果物を摂取する必要があるということです。野
菜や果物のジュース、ピューレといった食品は、加工の工程で健康のメリットが失われて
しまいます。野菜や果物は400g/日を目安に摂取することで、脳卒中や心筋梗塞のリスク
を下げてくれます。

■魚は心筋梗塞や乳がんのリスクを下げる
食事のメインディッシュには魚がおすすめです。魚に含まれるオメガ3脂肪酸が動脈硬化
を防ぎ、心筋梗塞のリスクを下げ、乳がんのリスクも下げてくれることが報告されていま
す。

「魚には水銀が含まれているから食べないほうがいい」という意見もあり、たしかに水銀
の大量摂取は子どもや胎児の脳の発達に悪影響を与えます。しかし、実際に含まれる水銀
の量はごく少量であり、健康に与える影響はメリットがデメリットを大きく上回っていま
すので、魚を避ける理由にはなりません。

■茶色い炭水化物は数々の病気を予防してくれる
茶色い炭水化物とは、全粒粉・玄米・雑穀類・そば粉といった食品であり、「精製されて
いない」という共通点があります。精製されていない茶色い炭水化物は食物繊維やその他
の栄養成分を豊富に含み、脳卒中や心筋梗塞、糖尿病のリスクを下げることが報告されて
います。
炭水化物は精製されることで食べ
やすくはなりますが、食物繊維やその他の栄養成分も失
われてしまいます。ぜひ、主食を茶色い炭水化物に置き換えてみましょう。
今回は体に良い食品についてご紹介させていただきました。とはいっても栄養というのは
、それだけをとったからといって、健康になるものではありません。また、人によっては
、体質的に合わないものもありますから、医者や栄養士と相談しながら、意識して摂取し
ていってください。

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