皆さんこんにちは。前回は治療の結果として「身体障害者手帳」が取得できる場合が
あることをご紹介させていただきました。今回はこの手帳の取得で利用が可能な支援
に関してご紹介をさせていただきたいと思います。身体障害者手帳は「等級(1級から
7級)」と「障害の部位」により、受けられる支援内容が変わっていきます。また都道
府県、市区町村によっても支援の内容や名称が異なります。

ここでは、なるべくわかりやすくご説明をさせていただくために、前回登場しました
「私(佐々木)が人工肛門(ストーマ)となったことで身体障害者手帳を取得した場
合」を例にあげて、利用ができる制度のご紹介をさせていただきます。また、制度の
ご紹介の目的として、今回私が取得している手帳は「3級」と仮定したいと思います
、「私(佐々木)」が身体障害者手帳で利用できる制度として代表的なものは下記の
とおりです。

①重度心身障害者医療費助成制度
②日常生活用具の給付(ストーマ用品購入費用の助成)
③所得税・住民税の控除
④自動車運転免許取得費の助成・自動車改造費の助成・自動車取得税の減免
⑥公共交通機関の料金の割引・タクシー料金の割引・有料道路の通行料金の割引
⑦駐車禁止除外指定車標章の交付
⑧公営住宅への優先的な入居
⑨NHK放送受信料の免除
⑩携帯電話料金の割引

このほかにも、身体障害者手帳の取得や他の障害がある状態が継続することにより、
各制度を横断的に活用することができます。例えば、後期高齢者(75歳)未満で手帳
の取得に至った人の保険料などを軽減する目的として、「後期高齢者医療保険制度の
早期適応」が可能となります。また、生活費の保障として代表的な「年金制度」のな
かで、「障害基礎年金(1 級・2 級)」「障害厚生年金(1 級・2 級・3 級)」の申
請が可能となり、障害の程度にあわせた年金の取得ができるようになります。また、
国民健康保険に加入していない人(会社員や公務員など)が対象にはなりますが、「
傷病手当金」の支給により、障害により働けない期間の所得を補うことも可能になり
ます。さらに、障害の状況によっては身体的な介助や支援を受けることが可能になり
ます。

「障害」という状態が及ぼす「生活のしづらさ」に対して制度の活用をすることで
、「所得」を一定程度保証し、その障害と付き合っていくためのさまざまな「給付」
を受けることができます。国民の義務である税金も負担が大きくなるため「減免」の
対象になり、生活を支えるためのさまざまな「支援」や「介護」を受けることができ
るのが「身体障害者手帳」という制度です。次回はより具体的にそれぞれの制度を掘
り下げてご紹介したいと思います。もっと身近で使い勝手の良いサービスとして皆さ
んに触れてもらいたいと思います。

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社会福祉士
佐々木

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