皆さんこんにちは。前回は「身体障害者手帳」を取得した場合、どのような支援が受
けられるかについて「私(佐々木)が人工肛門(ストーマ)となったことで身体障害
者手帳を取得した場合」を例に紹介させていただきました。今回はその中の1つである
「重度心身障害者医療費助成制度」について少し掘り下げて紹介したいと思います。
重度心身障害者医療費助成制度とは、重度の障害がある人の保険診療による医療費の
自己負担を軽減する制度です。

<対象となる人の例>
・身体障害者手帳の1級、2級の人(内部障害がある場合は3級の人も含む場合があり
ます)
・療育手帳(知的機能の障害がある人が取得可能な手帳です)のAの人(Bかつ身体障
害者手帳を取得している人も含む場合があります)
・精神障害者保健福祉手帳の1級の人(2級、3級の人で身体障害者手帳や療育手帳を
取得している人も含む場合があります)
 
<受給申請の方法>
・住民登録がある市区町村の「障害福祉」担当の窓口(地域保健課・障がい福祉課な
ど)で、申請を行いたいことを伝えてください。
・手続きには、窓口にある申請用紙の他に「障害福祉手帳」「健康保険証」「印鑑
」「本人名義の預金通帳」が一般的には必要になります。
・所定の申請手続きを受けて申請が認められれば「重度心身障害者医療費受給者証」
が発行されます。

<助成対象の範囲>
・保険医療の自己負担分が対象範囲です。

<助成対象外の費用>
・健康診断費、予防接種費、入院中の食事療養費、入院中の差額ベッド費、紹介状や
民間保険等の診断書費などです。

<利用の仕方>
・クリニックや病院などに受診した際、受付窓口で「健康保険証」と、取得をした「
重度心身障害者医療費受給者証」を提示します。
・治療を受け、医療費の自己負担分を窓口で支払った後、ひと月ごとにクリニックや
病院の窓口にて「医療費助成給付申請書」を記入し提出します。(複数の医療機関で
受診すればその医療機関ごとになります)
・医療機関から戻ってきた医療費助成給付申請書をお近くの障害福祉担当窓口に提出
することで、約2カ月後に指定した預金通帳の口座に医療費助成額が振り込まれます。

・現在は医療費助成給付申請書を窓口に提出しなくとも医療機関側で「自動償還払い
」という対応を行っているところが多くなっています。利用する予定の医療機関に問
い合わせてください。

・受給者証には有効期限があり、毎年更新が必要です。
この制度は都道府県、市区町村によって対象となる障害の範囲や助成金額が異なって
います。そして、この制度を利用する本人や扶養義務者の所得額によっては助成額に
制限が加わる場合がありますので、重度の障害福祉手帳を取得された人全員が各市区
町村の提示している助成額通りに助成されるとは限らないことを理解する必要があり
ます。しかし、この制度は、医療費を抑えて生活にかかる経済的負担を軽くできる制
度としては大変有効ですので、手帳の活用の一つとして覚えておいて損はありません

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社会福祉士
佐々木

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