前回、子どもへ御自身のがんのことをどう伝えるか・・というお話しをしましたが
、多くの人が、同時に親、友人、そして職場の人に話すべきなのか、
いつ、誰まで、話したらいいのかと悩まれます。

既婚者の場合、最初に伝えた相手として多いのが、やはり「配偶者」です。
夫から妻へ、妻から夫へ
いずれにしても、思い悩むのは男性のほうが断然多いのは確かです。

しかし、一番そばで一緒に寄り添ってくれる存在であり
そうあって欲しいという思いもあってお話しされています。

そして、「子ども」
詳しくは、前回のコラムを参照してください。
ただ、子どもに伝える場合に、ひとつ注意が必要なのが、
子どもから他の人へ伝わってしまう恐れがあることです。

つい最近、関わった患者さんの場合(母親)は、
子どもさん(2人とも小学生)が敏感で、すでに何か感じていたため
「がん」という言葉は使わずに伝えることにしました。
ママ友からのうわさは、患者さんにとって大きなストレスになる
ことが多いからです。

そして、「親」

これに関しては、親御さんの年齢、認知度、性格もかなり影響しますが、
よほどの理由がない限り、内緒にしておくことはおすすめしません。
いくつになっても、親は親です。
子どものことを心配しない親はいません。

関わっている患者さんのなかには「過干渉」の親御さんを持つ患者さんもいて、
自分が告知を受けたことをきっかけに親との関係をうまくしていきたい
と覚悟を決めた人もいらっしゃいました。

「友人」「職場の人」への伝え方も悩みますね。
幼なじみで看護師をしている友人に伝えたら、予想以上にショックを
与えたらしく、しばらく連絡がなかったと話された患者さんもいました。

職場だと、どうしても治療などで仕事を休まなければいけないため
上司への報告は必須になりますが、その際、他の同僚などへ伝えるのか、
伝えるとしたら、誰が伝えるのか。
そういうことをハッキリさせておいた方が、
その後、職場復帰する際にも安心して戻ることができます。

がん治療は、長い時間が必要になります。
その道のりを、一緒に闘い、寄り添ってくれる人は絶対に必要です。
そのためにも、誰に、どう伝えるのか、良く考えてみましょう。
なかなか答えが出ない人は、いつでもご相談ください。

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看護師
かたおか さちこ

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  1. k より:

    あの、自分の彼がガンで治療頑張ってるんですけど・・・どうやって励ましたらいいのでしょうか・・・

  2. かたおかさちこ より:

    コメントありがとうございます。

    彼氏さんは何歳くらいの方なのでしょうか。
    治療を受けてどれくらい経つのでしょう。
    入院中ですか?

    励ますって難しいですよね。

    タイミングもあるし、言葉も選ばないと逆に辛くなるのでは・・と
    支える方も気を使いますね。

    でも、励ますことだけが彼に必要なこととは限りません。

    副作用で辛い時期は、何をしても辛く感じるかもしれません。
    一番辛いのは「頑張って」の言葉。
    どんなに辛くても、乗り越えるのは彼自身です。
    上手くコミュニケーションが図れないときには
    暫くそっとしておくのも必要なことだってあります。

    大切なのは、あなた自身が辛くなりすぎないこと。
    あなたの生活のペースを崩さない程度に
    見守ってあげて下さい。

  3. k より:

    彼は23歳で 10ヶ月目です! 入院中です!

  4. かたおかさちこ より:

    お若いんですね。

    入院中なら、副作用が出ても、ある程度すぐに対応してもらえるので
    心配は要らないと思います。

    でも、入院中ならではの不自由さはあると思いますので
    お見舞いのときには、持ってきてほしいものや
    買ってきてほしいものがないか聞いておくのもいいですね。

    あと、突然お見舞いにいかないように気をつけましょう。
    他のお見舞客とかぶってしまうとお互い気を使ってしまうので。

  5. k より:

    わかりました・・・あとどうしても大分と東京というのもありなかなかお見舞いに行けないのですが・・・大分の病院では十分な施設がないのは本当のことなんでしょうか・・・

  6. かたおかさちこ より:

    お住まいが大分なんですね。。

    彼の詳しい情報が分からないので何とも言えませんし、
    治療する病院は、御家族とも相談されて決められたのだと
    思いますので、あとは、中々お見舞いにいけないことを
    どう工夫していくかですね。

    本来なら、電話での相談のほうがお話ししやすいと
    思います。

    近日中には直接電話相談も可能になる予定ですので
    また、必要のさいにはお待ちしております。

  7. k より:

    ですね

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