動く - 医療者コラム

  • スポーツカイロプロテクター 医学博士(スポーツ医学)
    2018年11月29日

    がんと慢性炎症 2 ~慢性炎症と病気の発症リスクが高まるちょっと怖い話~

    前回は炎症には急性炎症と慢性炎症があること。また、がんと関わりがあるのは慢性炎症で あることについてお話しました。今回は慢性炎症の原因について詳しく見ていきます。

  • スポーツカイロプロテクター 医学博士(スポーツ医学)
    2018年11月10日

    がんの予防と運動 4

    お勧めの運動は? 自分自身が続けられる運動であれば何でも構いません。大切なのは継続できる運動を選ぶ ことです(できれば、自分がやりたいと思う運動がお勧めです)。また継続するためには『手軽 さ』が大切です。つまり、いつでもどこでも手軽にできる運動を選ぶようにします。具体的には 以下のような運動があります。

  • スポーツカイロプロテクター 医学博士(スポーツ医学)
    2018年10月26日

    がんの予防と運動3

    がんの治療中の運動は副作用を軽くする 一昔前まで、がんの治療中の運動は、あまり勧められていませんでした。なぜなら、運動 をすることにより体力を奪い、がん細胞への抵抗力が低下してしまうと考えられていたか らです。

  • スポーツカイロプロテクター 医学博士(スポーツ医学)
    2018年09月30日

    がんの予防と運動2

    ■運動にはどのような効果があるのか? 今回は運動の生理学的な効果について解説していきます。若干、専門的な内容になってしま いますが、運動の効果をしっかり理解することで、モチベーションの向上にもつながりますの で、ぜひともご一読ください。

  • スポーツカイロプロテクター 医学博士(スポーツ医学)
    2018年09月18日

    がんの予防と運動1

    ■私たちの体は慢性的な運動不足に陥っている 私たちの生活は日々進化しています。「生活の進化」というのは「生活が便利になること」を意 味しています。生活が便利になることによって、私たちの肉体的負担は減ります。蛇口をひね れば水が出るし、どこかへ行くときは車や電車など乗り物が運んでくれます。また、エレベータ ーやエスカレーターを使えば立っているだけで上の階へ連れて行ってくれます。一昔前であ れば、自らの体を動かしてやらなければならなかったことが、今やそのような苦労はありませ ん。

  • 理学療法士
    2018年05月12日

    第7回 −婦人科がんに対する運動−

    婦人科のがんは主に子宮頸がん、子宮体がん、卵巣がんです。これらのがんて は手術が行われることが多く、次に化学療法や放射線治療を行います。術後に 倦怠感や不安、うつ傾向がでるため、身体活動性が低下することでQOLが低下 することがあります。特に子宮体がんに関しては肥満が発症のリスクであると いわれており、他のがんよりも身体活動性が低下しやすく、QOLが低下しやす いといわれています。婦人科がん全般にいえることですが、倦怠感があっても 、運動することで倦怠感が改善すると言われております。

  • 理学療法士
    2018年05月07日

    第6回 ~乳がん治療中に対する運動~

    ■はじめに 今回は前回と同じテーマである乳がんについて述べていきたいと思います。前回は手術後の 運動というテーマでしたが、今回は化学療法や放射線治療中や治療後の運動についてです。

  • 理学療法士
    2018年05月01日

    第5回 ~乳がん術後に対する運動~

    乳がんは一般的にセンチネルリンパ郭清が行われていますが、広範囲に腋窩リンパ節郭清 を行うこともあります。リンパ節郭清後は腋窩(えきか)の皮膚を切開するため、術後に運動を 行わないと可動域制限が起こる可能性が非常に高いと考えられます。

  • 理学療法士
    2018年04月25日

    第4回 –頭頚部がんの術後の運動−

    頭頚部がんとはなにかというと、舌がんや咽頭がん、喉頭がんなどを合わせた 総称のことです。具体的な治療として抗がん剤治療はもちろん、リンパ節転移 を有する方には頸部リンパ節郭清術を行います。このリンパ節郭清術において 副神経という神経を切除する場合があり、副神経が障害されると胸鎖乳突筋や 僧帽筋という筋肉の麻痺が起こります。これらの筋肉が麻痺することで、肩甲 骨や首の動きに制限を認めたり痛みを伴ったりします。今回はここに対しての 病院でリハビリスタッフと行う運動の説明と退院後の自主トレに分けて説明し ます。

  • 理学療法士
    2018年04月16日

    第3回  −消化器・肺・前立腺がん手術後の運動−

    筋力増強訓練では自分の筋力に合わせて負荷量を調節しながら実施すると効果的です。入 院中はリハビリスタッフの指示のもと負荷量を設定し実施します。退院後の自主トレーニング では1kgの重錘を使用して運動を開始し、慣れてきたら500g〜1kgずつ重錘を追加して実施す ると良いと思います。例えば、手首に重錘を巻いて前から手を挙げる運動(肩関節の屈曲)、 また肩を外から挙げる運動(肩関節の外転)や、足首に巻いて座った状態から膝を伸ばす運 動(膝関節の伸展)を10回連続目指して行うと良いでしょう。

  • 理学療法士
    2018年04月11日

    第2回 –消化器・肺・前立腺がんの手術前の運動−

    消化器(胃・大腸)・肺・前立線がんの治療として進行度を表すステージによっ て、抗がん剤治療・放射線治療・内視鏡治療・外科治療などが選択されます。 この回では上記のがんの外科治療(手術)を控えている人が行う運動をお話して いこうと思います。筋力増強訓練や有酸素運動はもちろん大切ですが、今回は 呼吸リハビリテーションといって、私が勤務している病院で実際に行っている ことを簡単に説明していきます。

  • 理学療法士
    2018年04月04日

    第1回 –がん患者に対する運動(総論)−

    がん患者は治療や疾患の進行の過程でさまざまな障害が生じてきます。例えば 、筋力の低下や関節の拘縮、からだの痛み、嚥下障害(飲み込みにくさ)など があげられます。これらの障害が歩行や日常生活動作(Activity of Daily Living;ADL)、手段的日常生活動作(Instrumental Activities of Daily Living;IADL)の制限となり、生活の質(Quality of Life;QOL)が低下すると 考えられています。